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つぶやきコラム4:JBICさん、答えてください


JBICの「環境社会配慮のためのガイドライン」には、以下のような要件項目があります。

「本行は、環境レビュー及びプロジェクトの監理において様々な意見・情報を考慮に入れるため、関係機関、ステークホルダーからの情報提供を歓迎する」そして、環境レビュー結果をウェブサイトで公開することになっています。

しかし、環境レビュー結果には、JBICがステークホルダーからの情報について、どう考慮に入れたのか、全く分かりません。しかも、日本語でのみ公開されています。

フィリピンのミンダナオ石炭火力発電所プロジェクトでのこと。JBICが本プロジェクトへの融資を検討していることを知った現地の人々は、JBICに手紙を書きました。事業の影響の範囲が適切に評価されていないことや、事業者が移転しなくてはいけない住民に対して、「反対しても、どうせ立ち退かなければいけないのだから、補償をもらって立ち退いたほうがいいだろう」といわれ適切な合意が得られていないことなどの現状を伝え、融資申請を慎重に検討するよう求めました。

しかし、JBICは2003年12月、現地住民の懸念に答えることもなく、同プロジェクトに対する融資を決定してしまいました。12月1日に公表された「環境レビュー結果」(PDF)を見ても、現地住民から出された懸念を、JBICがどう考慮し、融資を決めたのか全く分かりません。しかも、日本語でしか公開されていないために、現地住民は、その内容を直接知ることができません。

JBICは、現地からの懸念に対してきちんと回答し、どう考慮したかも含めた見解を環境レビュー結果で公表するべきです。またレビュー結果は、少なくとも英語で公表するべきではないでしょうか。

2006年1月30日(ぷ)

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