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つぶやきコラム2:伝言ゲーム、困ります。


JBICは環境社会配慮ガイドラインの中で住民の声をちゃんと聞くと宣言しているし、いまどき住民参加型開発なんて常識だと思っていました。ところが、JBICは住民を避けているとしか思えない行動を取っているんです。

私は南アジア担当なので、今回はインドのNGOからインドのオリッサ州でJBICが融資検討しているプロジェクトに関する相談が来ました。

「インドのオリッサ州森林開発セクターに関して懸念があったので、JBICのニューデリー事務所にレターを送ったのだが、全く反応がない。申し訳ないが、日本にあるJBICの本部に問い合わせてくれないか。」

話を聞くと、2005年9月7日にレターを送ったのだが、2005年10月半ばになっても全く返事がないとのこと。そこで、私達が日本のJBIC本部にある広報室に問い合わせると、JBIC本部の広報室がJBICのニューデリー事務所に問合せ、1週間後に私達に返答をしてきました。しかし、JBIC本部からもニューデリー事務所からも、本来問合せをしているインドのNGOにはすぐに返答はしなかった為、私達がインドのNGOに「JBICはこう言ってた」ということを伝えました。何故、こんな伝言ゲームのようなことをしなくてはいけないのでしょうか。日本のNGOに返答する前に、JBICから直接インドのNGOに返事をすればいいのに・・・。(文章で説明するのはややこしいので、図を作ってみました。)ビジネス的な常識から考えると、自分達が行っている業務に関する問合せが来たら、問合せをしてきた当事者に早急に返答をするべきだと思うのですが・・・。

ちなみに、私たちはこの問題をNGO-JBIC定期協議会や個別協議で取り上げてクレームをつけました。そのせいかはわかりませんが、JBICニューデリー事務所からインドのNGOに対して返答がありました。でも、返答があったのは2005年12月28日・・・。一番最初にインドのNGOが手紙を出してから、4ヶ月近くも経っています・・・。これはいくらなんでも、時間がかかりすぎなのではないでしょうか?その国の貧困問題を真剣に考えるのであれば、現地住民や現地NGOの懸念を真摯に受け止め、迅速な対応をとってほしいものです。

2006年1月11日(わ)

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