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事業・融資完了後も住民の生活に被害と混乱をもたらしたままのフィリピン・ダム建設


JBIC業務分類: 国際金融等業務(灌漑部門のみ円借款を検討中)

関連日本企業:丸紅、関西電力、東芝(発電機受注)

フィリピン・ルソン島北西部に建設されたアジア最大級のサンロケダム(2003年竣工)は、発電、灌漑、水質改善、洪水制御を目的とした多目的ダムで、約7億米ドルを国際協力銀行が融資。しかし、移転や農地収用の影響を受けた約2500世帯の農民、川で砂金採取ができなくなった住民、また、ダム上流で生活をしている先住民族に対して、事業の開始前に十分な情報公開や適切な協議は行なわれていませんでした。竣工後も、土地補償の約30%が未支払い、砂金採取者への適切な補償措置がないなど、多くの問題が山積しており、被害住民の生活は改善どころか回復すらされていません。こうしたなか、現在、新たな農地収用の問題などを孕む灌漑部門(アグノ川統合灌漑事業)への円借款供与(約150億円)が決定されようとしています。

詳しくは、FoE Japanのウェブサイトを参照ください。

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